日本のディープな街、路地、酒場

日本のディープな街、路地や路地裏、酒場をレポートします

東京のディープな街 北区 王子

 

f:id:rojisakaba:20190520210911j:plain

 
東京といえば狭いというイメージを全国の皆さんお思いかと思いますが、長年住んでいたり暮らしていたりしても、東京23区のなかでも降りたことのない、むしろ存在すら知らなかった駅すらあります。
 
今回はなかなかマイナーな王子(おうじ)という駅にいってきました。
北区といえば、最近は赤羽が有名でもはや観光地化してきているという話を聞きますが、ここ王子はまだそんな浮ついた話はなく。駅をおりても少しのどかな雰囲気でした。王子はJR京浜東北線と、メトロ南北線と、都営荒川線の交通アクセスがあります。
 
特に企業の本社などはなさそうですがなにせ都心に出るには便利な距離ですし、家賃なども若干お安めなのでとても住むには便利な街なのでしょう。
 
まずは改札をおり、すぐに気になる柳小路があったのでそちらのお写真を。
まだこの時は午後2時で、開店しているお店はなかったですが、なかなか昭和感漂う場所でした。実は2軒目にちょっと入ったお店「風」さんがは低価格でお料理も美味しい素敵なお店でした。
 
 
そして、少しフラフラ散策していると面白そうなチェーンじゃないリサイクルショップや、古着屋さんなんかが色々ありました。反対にいくとすでに「平澤かまぼこ」はもうすでにオープンしてました。
 
昭和37年からの歴史とのことでちょっと入ってみたかったのですが、昼を食べたばかりというのとすでにお客さんで満席でした、、次は必ずいってみたい。
 
 この先にもなにやら、気になるピザ屋とかいろいろありました。チェーン店もあるのですが、個人経営のお店が多いのが散策しているとウキウキしています。
 
そして、歩くとともに足が痛くなってきたので、少し喫茶店で休もうかと思いながらも早くからやってるお店あれば、そこで飲もうと少しタバコを吸いながら。携帯で早く開店する居酒屋さんの情報を調べてみました。
 
個人的には居酒屋大好きなのですが、いわゆる「名店のおたく」でもなく、そして事前情報なしにフィーリングで入るのが好きなので、とくに王子に関しても下調べせずにきました。そしてたまた4時にいくというお店が、なんとも私好みの渋い居酒屋。
 
あとあと調べたら名店の「山田屋」さんでした。店内はかなり広くほぼ開店と同時くらいでしたが、すでに先客が何人かいました。メニューも豊富でかなりお安め。 割と少なめの量なので、一人でいっても数品頼めるのが嬉しいです。
このときは「ぬか漬け」「煮込み」「アスパラの天ぷら」「かつおの竜田揚げ」それとレモンサワーを3杯ほど飲みましたが、それでも2000円程度。レモンサワーは焼酎をショットグラスに一度注ぎそれを目の前でいれてくれるのが印象的でした。

f:id:rojisakaba:20190520211930j:plain

 
 そして一時間ほど滞在しましたが、5時ではすぐに満席に。かなり幅広い世代から愛される居酒屋さんなのでしょう。そして定食もあり、朝から開店しているとのこと。平日に朝から飲んだりも楽しいかも。
 

f:id:rojisakaba:20190520211621j:plain

これがレモンサワーの焼酎のショット。
 

f:id:rojisakaba:20190520210043j:plain

 5時ですでに満席の状態。
 
そんなこんなで山田屋さんをあとにし、再び柳小路に行き、少しごちそうになったのですが、そのあとにどうしても昼から気になっていたお店があったのでそちらに。
その名も大衆酒場「一福」入るまで決して情報は調べないのですが、昼からかなり雰囲気を出してました。
 
ここも当然ながら先客がいましたが、「山田屋」さんより、みんなが知った感じ。あとから入って来る人も「おう、おつかれ」と皆さん顔なじみの様子。話を聞いていると、常連さんが幅を聞かせているようなそんな奮起です。
けどママさんは一見の私にも優しい笑顔で接してくれました。「豚バラ」「山芋と揚げ茄子とパプリカのマリネ」「ほうれんそうのおひたし」そんな普通のものがとても美味しかったです。
f:id:rojisakaba:20190520210903j:plain
貫禄ある店の雰囲気

f:id:rojisakaba:20190520210856j:plain

常連さんは他愛のない会話をしながらテレビに夢中
f:id:rojisakaba:20190520210839j:plain
おすすめの「山芋と揚げ茄子とパプリカのマリネ」

f:id:rojisakaba:20190520211133j:plain

 豚バラと、やはり目の前でおでんがあるとついつい頼んでしまいます。いろいろ食べてきましたが、はんぺんと昆布、大根を追加しました。ここでもやはり、レモンサワー2杯と、料理を3つ、おでん3品程度で2000円程度でした。安い!
 
常連さんは強面な感じの人が多く、「初めてきたんですが美味しいですね」といったところ、自分を讃えられているかのように少し照れ笑いをしていたのが印象でした。もう何年も通っているとのこと。
 
また泥酔して入ってくる若者がいるとママさんに変わって、常連さんが帰らせるような話が印象的でした。
自警団的な役割をしているのでしょう。
 
東京の中でもなんとなく、よそからの人でなく、ここで生まれここで育っているお客さんや、長年通っているお客さんの多い印象の酒場を結果として回ることになったのですが決して排他的でもなく、ただ近年の居酒屋ブームにのっかって来ている若者がおらず良かったです。最近赤羽はそんな人たちが多いとのこと。
 
それと比べると、すぐですが現在の都内だと、王子かなりおすすめです。
 
 

 

神奈川のディープな街 鎌倉 大船

鎌倉というとお洒落な観光地、住みたい街ナンバー1的なイメージを持たれる方が多いかと思います。しかし鎌倉市にも色々な地があり、今回は大船という駅周辺をご紹介したいと思います。

 
学生時代に実家が隣の本郷台という駅に引っ越しをした私は大船でアルバイトをしていた時期があります。当時はかなりユルい某団体の夜のアルバイトで、深夜〜朝までで途中仮眠休憩があるのですが、その時に休憩時間に飲みに行くということを良くしていました笑
 
当時は比較的チェーン居酒屋に行くことが多かったのですが、大船にはかなり濃いお店があることに最近改めて気付かされました。
 
まずは学生時代から時々行っていた私の大好きな大船ジンギスカンこの道の先にそのお店はあります。
 
f:id:rojisakaba:20190203221201j:plain
 
昔は知る人ぞ知る店という感じでしたが、今は常に行列のできるお店の様で。
最近一度のぞいてみましたが、本当に行列ができていてはいれませんでした。
一人前250円からという焼肉は本当に大衆のための焼肉といった感じです。ちなみに上岡と、子安方面ににもあった気がします。ご兄弟でやっているとおっしゃっていたことを記憶しています。
 
そんなこんなで最近は大船に行くときはかならず行きたいお店があります。雑居ビルの中にある某お店。正直ここのお名前はあまり教えたくないですが、その名は「がらくた」まずは、メニューの豊富さをみてください。
 

f:id:rojisakaba:20190215184123j:plain

値段は書いてないけど、だいたい500円くらい。そして何を食べても美味しい。とてもゆっくり手間暇かけて作っている感じがします。
 
なかでも私はハンペンチーズとかそのあたりが大好きです。あとは肉詰めとか、焼きそばとかも普通におすすめです。
 

f:id:rojisakaba:20190215184155j:plain

 
ここで食べると普通の居酒屋さんにいくのが、ちょっとバカバカしくなってしまいます。お店の雰囲気もザ・昭和な感じで、店主さんの浴衣のような衣装もいつも素敵です。
 
大船には最近どんどん新しいお店が出来ており、ここではご紹介できないほどたくさんお店があります。
 
鎌倉観光のあとは、大船ナイトクルージングをするのがおすすめです。
 
変なキャッチも多いけど、そのあたりは危険なので相手しないでくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

青森のディープな街 八戸 中心街

日本全国の都道府県皆さんはすべていったことはありますでしょうか?

私はあと鳥取、島根、長崎をのぞいて全ていった事があります。

実は直近まで青森に行った事がなかったと気が付き、ふと予定が空いたので1泊2日で青森の八戸にいってきました。

 

理由は①いったことがない、②旧知の知人がいる、③横丁がすごいという噂

 

以上の3つですが、まずは横丁の夜の写真をいくつか

 

f:id:rojisakaba:20180831221222j:plain

港町として栄えた八戸には、飲食店が発達し、おおきく分けると8つの横丁があるそうです。想定以上にお店があり、びっくりしました。そして古くからあるような個人店もたくさんあり、わくわくします。

 

f:id:rojisakaba:20180831221226j:plain

f:id:rojisakaba:20180831221229j:plain

また行く前に調べると、かなりインパクトのあるバーがあると聞き、最後にそこを目指そうと腹ごしらえで数件。

 

なかなか味のあるお店が色々ありました。

八戸は魚介が新鮮とのことなのですが、私は実は魚介がちょっと苦手で、、、

馬系をたしなみながら数軒をまわりましたが、どこもお値段やすくておいしい。

 

f:id:rojisakaba:20180831221234j:plain

そんなこんなでお腹を満たしたところで、知人と合流する先として選んだのがお目当ての「洋酒喫茶プリンス」60年続くバーで、一見入りずらそうですが、連日地元の方でにぎわっていると聞いていたのですが、お盆最終日近くガラガラで。。。

 

先客一人でちょっと尻込みしたのですが、席に座るとマスターが気さくに話かけてくれて一安心、、、

 

また飲み物もすべて500円、チャージ無しという良心的な設定で色々飲ませていただきました。また天井がアートのようにたくさんの名刺で埋め尽くされていて良い意味で異空間に来た感じさえもします。

f:id:rojisakaba:20180831223222j:plain

そんなこんなであれやこれや、飲んでると隣の常連さんとお話をすることになり。

ふと音楽やってる話をしたら、これから知人が近くのライブハウスで演奏するから一緒に行かないか?とお誘いをうけ、反強制的に拉致をされました(笑)

そんなこんなで、ライブハウスに行き、なぜか打ち上げにも参加をすることになり。かなり楽しい旅となりました。

 

そのあとも知人ともう一軒どこかで、といってたら知らないおばちゃんに拉致され、スナックに行くことに。

 

そこからはもう記憶があいまいですが、帰ったのは3時過ぎ、、

見事に帰りの電車を乗り過ごしました。。

 

お盆なので、座席は終日すべて満席で通路にすわり東京に戻るというかなり過酷な旅となったのでした。

 

最後に八戸には「鮫」さめという駅があるので、夕暮れまえによってきました。

これまたノスタルジックな港が近くにあり、時間があればもっとゆっくり海近辺をまわりたいと思った次第でした。

 

f:id:rojisakaba:20180831224529j:plain

 

 

八戸いくならやはり2泊3日以上がおすすめです。

ではよい週末を

 

 

 

 

 

 

 

 

神奈川のディープな街 横浜 上大岡

f:id:rojisakaba:20180823214139j:plain

 

横浜というと皆さんどんなイメージをされるのでしょうか?

観覧車、中華街、みなとみらいなどいろんな素敵な顔を持つ横浜。

しかし横浜といえど広し、人口でも大阪市を上回る横浜は街によって違う顔をもっています。今回の上大岡は京急線横浜市営地下鉄が通り、鎌倉街道に隣接した場所です。

 

横浜の駅と鎌倉の中間地点といったところでしょうか?

 

ほどよく実家の近くで、車で通過したことはあるのですが、ちゃんと飲んだことはないので先日いってみたらこれはこれでいいところでした。

 

まず向かったところは上大岡の名店と言われるジェントルマン。

小さな扉から入口は一見、人がいるのか??と不安になる感じですが、これが中に入るとなんと中は広く、人が早めの時間からいっぱいではないですか。

 

そしてすべてのメニューがお安め、滞在時間中も出る人と入ってくる人で常に満員。

お客さんも狭い席を譲りあい、店員さんも上から目線がなく、これぞ愛される地元密着の酒場といった感じですね。

 

メニュー

f:id:rojisakaba:20180823214142j:plain

 

二軒目は酒屋での角打ち

ずっと気になっていた場所ですが、暑すぎてさすがに真夏なのでちょっとの滞在で次に、、

 

f:id:rojisakaba:20180807202449j:plain

 

三軒目はちょっと奥まったところにある鳥福さん。

季節によってはかなりめずらしい鳥を食べさせてくれるらしいです。

かなりレベル高めでおなかすいている時に一軒目にきたかった。。

 

f:id:rojisakaba:20180823214144j:plain

 四軒目はちょっと奥の怪しいエリア・・

結構昼間から公園で宴会やってるプロの方たちがおり、夜中には高校生がたまったりとちょっと治安の悪そうなエリアですが、その一角に古めかしいスナックが色々たまっており。怖いもの見たさで入ってみました。

意外と良心的な料金で、2時間3000円飲み放題、歌い放題みたいな感じでした。

 

昼はこんな感じですが、左の公園は常にフェス

f:id:rojisakaba:20180823214810j:plain

 

 そして、なんだかんだもうどこにいったかわからないくらいでしたが多分8軒くらいまわりました?

 

締めに上大岡の有名なタンタン麺屋さん「上大岡タンタン」かなり深夜の記憶でしたが、かなりの人が並んでました。

確かに一口食べて美味い!汗がダラダラとまらずに、必死に食べつくしました。

f:id:rojisakaba:20180807202606j:plain

 という事で、横浜にもまだまだ知らぬ名所がたくさんあるので

これからも色々紹介をしたいと思います。

 

 

 

神奈川のディープな街 川崎 武蔵小杉

街のイメージって人ぞれぞれかと思いますが

川崎ってどんなイメージを皆さんお持ちなんでしょうか?

実家が神奈川の私は昔は京浜東北線や、東海道線で通勤・通学していたので

川崎=JR川崎で工業地帯、クラブチッタある場所、川近辺の不法住居、、

などそんなイメージがあります。

しかし、それは川崎の南部であって、北部にいくと新百合ヶ丘とか高級なイメージの街があります。

そんな中で、同じ川崎でも武蔵小杉という街があり昔は東横線と、南武線のみの通過?だったのが最近は湘南新宿ラインなども通過し、一気にタワマンやらムサコなんたらっていう人種が現れて、高級路線に踏み出そうとしている街がここ。

住民も意識高い人が多いらしく、ムサコは川崎じゃない、という人もいるそうです。

 

しかしいろいろ再開発が進み、昔と変わった印象がありますが駅徒歩一分にまだまだこんな一角がございます。

f:id:rojisakaba:20180729091918j:plain

いいですよね!

 

このあたりはまだまだ個人のお店が連なる場所がいくつかあります。

 

個人的には慎ちゃんという居酒屋が全面的に美味しくて、おすすめです

 

f:id:rojisakaba:20180729092035j:plain

街がどんどん同じようになっていくなかで、風情ある飲み屋街って貴重ですよね。

いつなくなるかわからない、町並み。早めにいくのがよろしいかと思います。

 

先日に書いた同じ川崎の登戸もすでに写真でアップし場所は再開発でなくなってしまいました。

rojisakaba.hatenablog.com

 

 

f:id:rojisakaba:20180729092130j:plain 

東京のディープな街 八王子

ちょっとバタバタして久しぶりにまとめて書きます。東京に八王子という街がある事をご存じでしょうか?

 

JR中央線八王子駅京王線京王八王子がございます。若い頃に行ったことがありますが「怖い街」というイメージがあり、久しぶりにいきました。大人になると今まで見えて無かった良さが沢山ありました。普通に飲み屋が多くこんな路地が沢山あります。

f:id:rojisakaba:20170603150819j:image

ちょっと昭和な香りもしながら、駅前はそこそこに都会 エルメスもあり


f:id:rojisakaba:20170603150920j:image

 細い店に個人経営のお店がいろいろ


f:id:rojisakaba:20170603150948j:image

ぬか漬けが美味しい小料理屋風な居酒屋

 

八王子には他にも鳥の素揚げが美味しいお店とか、ニラたまとかごく普通の料理が美味しい居酒屋さんとかがゴロゴロとあります。

コストパフォーマンスもやはり23区を離れてるだけあり、非常におすすめです。

学生も多いからかお安い古着屋さんとかもいろいろあって良いですよ。

 

 

 

沖縄のディープな街 那覇 松山

続けて沖縄です。

先日いった時は東京の方が暑く沖縄が避暑地と呼ばれていたとかいないとか

沖縄といえば那覇のイメージがありますが、那覇でも色々な用途で街が棲み分けされている様子です。

 

松山といえば沖縄の歓楽街と呼ばれているそうで

たまたま最終日に泊まる時に松山のホテルが安かったので、宿泊したのですが

ホテルの駐車場が敷地から離れた場所にあったのですが、見事に傷だらけにされて、レンタカーの修理代でウン万円請求された苦い思い出があります。。

せっかく格安でいったのに、結局変わらず

 

そんな中でもたまたま出会った素敵なお店があったので、そんなのご紹介しようかとおもいます。

 

まずは松山の雰囲気をお写真で

f:id:rojisakaba:20180727193234j:plain

 青空がキレいすぎて、あまりディープな印象はありませんね。

 

しかしこの左に見える「おでん」の看板、かなり気になります。

そんなんで一昨年一人で入ってみました。さてどんな感じかといいますと

 

f:id:rojisakaba:20180727193319j:plain

かなり年季が入った「沖縄おでん」沖縄のおでんは関東、関西とも違う何かがあります。

個人的には「やさい」と呼ばれるお店によってことなるみたいですが、チンゲン菜や、小松菜的なのをさっととおしたヤサイが大好きです。ちなみにここのお店はレタスでした。それもまたうまし。個人的にはここの「テビチ=豚足」のオデンが絶品で、見た目のわりにさっぱりとして意外とぺろりと食べれてしまいます。2つくらいは大丈夫です。

 

そして、ここは特にお値段が書いていない、、そこが入った瞬間にちょっと焦りましたが、かなり飲んで食べて2500円くらいです。ママさんも気さくな方ですので、普通においくらいですか?と聞けば多分1つ100円くらいとか、ざっくり教えてくれますw「おでん まつやま」おすすめです。

 

沖縄観光で、派手なお店や観光客向けに飽きましたら是非に。

 

また戻ってから知ったのですが、今年に入って元関東連合の伊藤リオンさんと沖縄の地元のヤクザ屋さんがこの松山で大乱闘する事件があったとか、、

 

www.youtube.com

やはりちょっと怖い場所なんですね、、